今年最初の大西山。2年ぶりくらいかなあ。
登りはじめは普通の登山道。
それがだんだん荒れてくる。毎回。道が落ち葉で埋まってて倒木もある。その上きり立っててちょっと怖い。
道だか何だかわかんないところもあり。
途中、リニアの工事現場になってて立入禁止の表示あり。といっても見えないけど。
稜線に出るとモノレール登場。バシバシ木が切られてる。
さらに進むと鉄塔と飯場が出てくる。というか登山道寸断されてるじゃん。道確保しとけ。
いつもの地味な頂上。
帰りもそこそこ緊張する。というか落ちて怪我する人でないか。熊手で履きまくるとよくなるかも。12時半に出て往復4時間でした。
編集の都合で急に時間ができたので、まだ未踏の二児山に行きました。
ゲート閉まってます。8:50
というのも、途中崩落個所があるから。上のほうに巻けます。山慣れた人は登れます。
黒川牧場に着く。ここから間違えて林道のほうに行って、引き返す。それで牧場の中のたるい道をてくてく歩く。
天空の池に着く。どこが天空の池か不明。黒川牧場からここまでも道がボコボコなので、車は無理でしょう。
尾根のすぐ下を道がついていて、ひたすら歩くと二児山が見えてくる。
手前に小屋がある。
どう考えても、クマがやっただろうと思われるドア。
明けてないので中もしけてました。
この後山頂ですが、撮影を忘れました。長谷、高遠方面がよく見えます。山頂12時
戻ってきて池を回り込むと、「天空の池」の意味がわかりました。下山はゲートが1:50でした。
2021年7月28-29日の日程で、赤石岳~荒川岳に雑誌の取材で登りました。
途中、湯折までの林道は2個所で崩落しているため、釜沢から歩きます。
そうですね、沢のぼりとか、雪山とか、登山道以外の道を歩いたことのある方なら通過できると思いますが、それ以外の方はガイド同伴のほうがよいと思います。ちょっと緊張する個所があります。
報告は雑誌フィールダーで紹介予定です。
一日目で立った赤石岳山頂。朝5時15分に歩き始めて、2000メートルを一気に上がったので、山頂部ではばてた上に頭痛がした。多分軽い高山病だと思う。
今シーズン、小河内岳避難小屋から南部の山小屋はコロナやヘリ、リニアの問題が重なり、すべて営業停止。てなわけで、シーズン真っ盛りなのに、誰もいない山上は楽園、と思いきや、何と荒川小屋には、同じようなことを考えていた登山者3パーティーが、ぼくのほかにもいたのでした。
こんな感じで小屋は無人。ということは、シュラフと食料を持っていきさえすれば、すべて無料で小屋泊まり。なんて贅沢。行かない手はない。と考えたのはぼくだけではありませんでした。
昨日登った赤石岳を荒川岳方面から。うーん、夏山最高!
荒川カールのお花畑も今が盛り。誰もいない夏山、最高!
滝雲が出てきた大聖平。
悪沢岳から中岳に戻る途中で見たブロッケン現象。
途中出会った猿の群れ。人間に会うより数多かったよ!
今回の収穫。タマゴダケと広河原小屋のゴミ3点。一番左のは怪しいので食べませんでした。
小渋からの赤石岳の登山ルートがどうなっているのか、本格シーズン前に見に行った。
昨年の豪雨で2個所で大崩落。しっちゃかめっちゃかになってましたが、1カ所目は村が手を入れたようで、倒木がだいぶかたずいて、トラバースできるようになっていました。だけどロープはほしいよね。
途中、車道がかろうじて残って、もう一か所崩落。このままだと廃道になるので、登山者が通れるだけでも復旧できないかと見に行ったというのもあります。
2カ所目は変わってません。村の手入れもなんだか中途半端。というかここに来るには歩くしかないので、重機は運べない。
多分、上流の取水口に来る県の振興局の人がロープと足場を打ったのだと思う。ここけっこうきわどい。
振り返る。往来があるからか、踏み跡は前よりましになっているけど、緊張するのは前と変わらない。
その後も沢が押し出してたりする。
湯折の駐車場もぼこぼこだった。
さらにその先も沢がえぐれている。
車道上に小渋の湯の立て看板があるところから、小渋の湯に下りていく。
道はしっかりしていて、5分も下ると、県の振興局の取水口と広場がある。ここをテント場にすると、温泉もあってグッド。
アルカリ度が高い小渋の湯の泉源。持って帰ってお風呂に入れると温泉になります。
上流の七釜ダムを望む。ここに行くまでも橋があったのが、削られて河原歩きになります。登山者はここを通りません。
さて、小渋川のルートですが、こんな感じなので、林道はズタズタですが、通れないわけではありません。もともと小渋川ルートは徒渉ルートなので、そのくらい山慣れている人は行けると思います。でも重荷だとかなり緊張するでしょう。
大きな崩落個所は2個所ですが、それ以外にも、沢が押し出していたり、土砂崩れで道が狭くなっている個所が、七釜までに5~6個所くらいあります。林道も土砂が流れて河床みたいになっているところが何カ所かあって通りにくいですが、通れないわけではありません。山は基本自己責任ですが、それを強く意識させられる現状です。