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年別アーカイブ2023

世界級の自然破壊へ、ようこそ。リニアの信州

残土あふれる清流、串刺しの南アルプス、高架で寸断される田園、ダンプ行き交う山里……

世界級の自然破壊へ、ようこそ。リニアの信州

★リニア建設現地フィールドワーク+「とっておきの大鹿」体験トリップ

2027年の開業が不可能になったリニア新幹線。
工事が進まないのは静岡県のせい?
JR東海の工程表では長野県でも2027年の開業は不可能です。
実際に長野県下の工事予定地はどうなっているのでしょうか?
リニアに「?」の人のためのリアリティーツアー

 

山梨リニア実験線建設風景

 

1 「体感しよう!世界級の自然破壊」伊那谷リニア建設現地周回

■日時 2027年7月29日(土)10:00―15:00 

■集合場所JR市田駅(10:00)

■コース 市田駅―(高森町の残土置き場)―長野県駅予定地―天竜川橋梁建設地(昼食)―坂島非常口―本山残土置き場―お手形神社(15:00解散)

■参加費 無料(申し込みは末尾連絡先まで)

■人数12人まで

□案内 宗像充(大鹿の十年先を変える会) 現場同行 壬生眞由美さん

*持ち物等 お昼ご飯(途中で買えます)、動きやすい服装

*自家用車での移動です。道が狭いので車を乗り合わせする場合があります。また電車で参加される方は申し出ください。

 

2 「とっておきの大鹿」体験トリップ

大鹿とっておきスポット・夕立神、南山牧場へ 

■日時 7月30日(日)8:00―15:00(歩行時間2時間)

■集合場所 大鹿村ディアイーター前(大鹿村新小渋橋北側駐車場広場)

■コース ディアイーター前(各自車で移動)―小渋川非常口―夕立神パノラマ公園―南山牧場

■案内料 2000円(申し込みは末尾連絡先まで)

*会員は無料

■人数 8人程度(雨天時は建設現地見学とスライド上映)

□案内 宗像充(大鹿の十年先を変える会、山のライター)

*必要なもの ハイキング程度の経験、日帰り登山装備、お昼ご飯(行動食)

*29日に宿泊される場合は各自ご予約をお願いします。会員は良山泊にステイできます(入会、利用等お問い合わせください)

  • 主催 大鹿の十年先を変える会(担当・宗像充)

(予約・問い合わせ先)TEL 0265-39-2067(宗像)、メール munakatami@gmail.com

 

一周監視2023.6.25

久しぶりに半の沢の盛り土工事現場に行く。手抜き工事の沈砂池が完成していた。そのうち壊れると思うよ。

小渋川の仮残土置き場は、山盛り状態。

トビガス沢の盛り土処分場、長尾ダム(副村長の長尾勝を顕彰してのネーミングです)の建設予定地。整地してあったけど、川はすぐそこ。こんなところに土を盛っちゃだめだよ。

ヒ素入りの有害残土の実証実験地。現村長を顕彰し熊谷処分場とネーミングしました。

鉱毒実証実験

大鹿村内では、鉱毒の実用試験が行われています。恐ろしいですね。

前の小渋川の川原はまたまた大改造。こんなところに残土を盛るとか、狂ってるとしか思えませんが、そうは思わない人が、村長や社長をしてたりするわけです。日本が悪くなるのは当然です。

それにしても、川いじりすぎだろう。

長野県盛り土条例に基づく説明会開催の要望書

長野県知事 阿部守一 様

2023年6月20日

大鹿の十年先を変える会(担当 宗像充)

 お世話になります。

2023年6月16日の信濃毎日新聞の記事で、大鹿村内釜沢地区内の6500㎡の「仮置き場A」についての説明会の開催について取り上げられていました。この「仮置き場A」が、長野県の盛り土条例の施行によって義務付けられた説明会開催の適用対象になっていながら、釜沢地区のみにしか説明会がなされていなかったことを報じるものです。

 当会も信濃毎日新聞社からの問い合わせによって上記事実を知りましたが、報道によって村内の住民が知らされるなどあってはならないことです。もちろん知り得ない情報をもとに住民が説明会の開催を求めることはできず、条例の適用対象をあえて限定して、盛り土の安全性を確保するのが目的の県条例に対する脱法行為とのそしりを免れることはできません。

 下流部には、福祉施設、学校、村役場、観光施設等、村民全員が利用する公共的な施設が集中しています。影響は大きく、村民全員及び下流町村の住民を対象にした説明会の開催が必要です。

 なお、3か月に1度開催されているリニア連絡協議会では、住民の疑問に直接答える場ではないので(一度も委員の自治会長から住民は説明を受けたことがありませんし、傍聴者の意見は取り合われません)、県条例が想定する説明会とはみなしえません。これをもって義務を果たしたとする理由付けも脱法行為ですので、念のため申し添えます。

要望項目 

長野県盛り土条例に基づいてJR東海が許可申請を予定している「仮置き場A」についての、村民を対象にした住民説明会を開催するよう、JR東海に求めてください。その際下流域の住民も参加し発言できるようにするように求めてください。

写真はイメージです。