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Category Archiveイベント

北条時行と大鹿村

大鹿村桶谷には北条時行の供養塔と伝えられる墓石があります。

北条時行は鎌倉幕府で権力を握った北条家、最後の当主、北条高時の遺児です。

1333年の鎌倉幕府滅亡の2年後、諏訪にいた北条時行は「中先代の乱」で鎌倉を奪回します。その後は南朝に所属し、2度鎌倉入りを果たしています。大河原(大鹿村)にいた宗良親王とも度々行動を共にしたことがあることがわかっています。

諏訪から大鹿村の間には時行に関する伝承が散在し、桶谷もその1つです。

時行は鎌倉幕府滅亡の約20年後、鎌倉近郊の龍口で処刑されています。

7月から北条時行が主人公の『逃げ上手の若君』のアニメがテレビ放映されました。

時行の供養塔は大鹿村にしかなく注目されていますが伝承は乏しく、

供養塔も2022年に再確認されたばかりです。

大鹿村と北条時行のつながりを学び、

私たち住民が、地域の歴史と伝承を知る機会にしたいと思います。

■日時 2024年10月5日(土)午後1時開場1時半開始~4時

■場所 大河原交流センター(道の駅「歌舞伎の里大鹿」前)大広間

■資料代 500円*予約不要です。直接会場にお越しください。

〇内容

・講演 鈴木由美さん

「なぜ北条時行の供養塔が大鹿村にあるのか? 『逃げ上手の若君』と中先代の乱」

<プロフィール>中世史研究家。帝京大学文学部史学科卒業、中世内乱研究会会長。著書に『中先代の乱 北条時行、鎌倉幕府再興の夢』(中公新書、2021年)、共著に阿部猛編『中世の支配と民衆』(同成社、2007年)、呉座勇一編『南朝研究の最前線 ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで』他。

・報告 時行の供養塔「発見」とその後 宗像 充(ライター、大鹿の十年先を変える会)

ほか意見交換

 

  • 共催 南アルプスから学ぶ会、大鹿の十年先を変える会 ●

TEL 0265-39-2067 メール munakatami@gmail.com

 

世界級の自然破壊へ、ようこそ。リニアの信州

残土あふれる清流、串刺しの南アルプス、高架で寸断される田園、ダンプ行き交う山里……

世界級の自然破壊へ、ようこそ。リニアの信州

★リニア建設現地フィールドワーク+「とっておきの大鹿」体験トリップ

2027年の開業が不可能になったリニア新幹線。
工事が進まないのは静岡県のせい?
JR東海の工程表では長野県でも2027年の開業は不可能です。
実際に長野県下の工事予定地はどうなっているのでしょうか?
リニアに「?」の人のためのリアリティーツアー

 

山梨リニア実験線建設風景

 

1 「体感しよう!世界級の自然破壊」伊那谷リニア建設現地周回

■日時 2027年7月29日(土)10:00―15:00 

■集合場所JR市田駅(10:00)

■コース 市田駅―(高森町の残土置き場)―長野県駅予定地―天竜川橋梁建設地(昼食)―坂島非常口―本山残土置き場―お手形神社(15:00解散)

■参加費 無料(申し込みは末尾連絡先まで)

■人数12人まで

□案内 宗像充(大鹿の十年先を変える会) 現場同行 壬生眞由美さん

*持ち物等 お昼ご飯(途中で買えます)、動きやすい服装

*自家用車での移動です。道が狭いので車を乗り合わせする場合があります。また電車で参加される方は申し出ください。

 

2 「とっておきの大鹿」体験トリップ

大鹿とっておきスポット・夕立神、南山牧場へ 

■日時 7月30日(日)8:00―15:00(歩行時間2時間)

■集合場所 大鹿村ディアイーター前(大鹿村新小渋橋北側駐車場広場)

■コース ディアイーター前(各自車で移動)―小渋川非常口―夕立神パノラマ公園―南山牧場

■案内料 2000円(申し込みは末尾連絡先まで)

*会員は無料

■人数 8人程度(雨天時は建設現地見学とスライド上映)

□案内 宗像充(大鹿の十年先を変える会、山のライター)

*必要なもの ハイキング程度の経験、日帰り登山装備、お昼ご飯(行動食)

*29日に宿泊される場合は各自ご予約をお願いします。会員は良山泊にステイできます(入会、利用等お問い合わせください)

  • 主催 大鹿の十年先を変える会(担当・宗像充)

(予約・問い合わせ先)TEL 0265-39-2067(宗像)、メール munakatami@gmail.com

 

3/18どうするリニア「ほたるの川のまもりびと」上映会&トーク

「いいものが来る」と言われて建設がはじまったリニア中央新幹線。
住民の立ち退きや増えるダンプ、南アルプスの自然破壊……
いつ完成するかわからない中、大型公共事業の必要性が問われているのは石木ダムと同じです。
いま「ふるさと=くらし」を次の世代に引き継ぐためにできることは。
石木ダム建設予定地で暮らし続ける石丸ほずみさん、現地に足を運び映画製作に携わった鎌仲ひとみさんといっしょに考えます。

 

日 時 2023年3月18日(土) 13:00~16:30 (開 場 12:30)
場 所 飯田市勤労者福祉センター 第3研修室
参 加 費 1000円 (予約不要・直接会場に来てください)


● 映像とお話「私が見たリニア建設現地」
金丸宗さん(映像取材者)

● 映画 「ほたるの川のまもりびと」上映

〇 トーク

鎌仲ひとみさん(映画監督)
 × 石丸ほずみさん(石木ダム建設予定地在住)

主 催 大鹿の十年先を変える会 TEL: 0265-39—2067(宗像) E-mail: munakatami@gmail.com

 

集会・リニア計画中止 リニアは災害★リニアは公害

 

昨年10月、岐阜県中津川市でトンネル崩落による死亡事故を起こしたJR東海のリニア中央新幹線建設工事。その後も豊丘村(2022年1月)、愛知県春日井市(3月)、豊丘村(3月)と、JR東海の工事で5カ月間で6人の作業員が死傷しています。

岐阜県ではリニア工事は中断しています。静岡県では2015年の着工から6年が経っても工事がはじまらず、JR東海は予定された2027年の開業を断念しました。東京では、リニアと同じ大深度地下(地下40メートル以深のトンネル工事)工事の東京外環自動車道で地上部の崩落が起き、工事が止まっています。愛知県でも立坑工事で現場が水浸しになり一年間中断しました。山梨県のリニア実験線でも火災事故を起こしました。JR東海が自費建設を撤回し、国から3兆円の公的資金を投入されると談合が起きました。

残土置き場で地元ともめ、有害土の行き場も決まらない。なのに、国策民営で県内の自治体はイケイケドンドン。長野県は愛知県の事故を受けて工事中断を求め、わずか1日で再開したその日にJR東海は再び事故を起こしました。直後の記者会見で金子社長は事故を隠しています。夢を追い続けた果てに、私たちはどこに連れて行かれるんでしょうか。

■日時 2022年5月15日(日)13:00開場、13:30開始~16:00
〇講演 樫田 秀樹さん(ジャーナリスト)「ホントにできるの? リニア新幹線」

実験線事故と首都圏のリニア工事について

〇報告「池上彰が教えない リニア災害」
井澤 宏明さん(ジャーナリスト)岐阜、愛知県のリニア工事について
八木 大輔さん(大井川の“命の水”を守る62万人運動を推進する会事務局)静岡県のリニア問題
宗像 充(ライター、大鹿の十年先を変える会)中川村トンネル外壁崩落、有害土の行方 ほか

■場所 飯田勤労者福祉センター第三研修室(長野県飯田市東栄町3108番地1)*駐車場あり
■参加費 500円

*集会終了後デモやります。

主催 リニア中止!伊那谷実行委員会
連絡先 0265-39-2067(宗像)
*コロナによる開催の中止変更はネット等で周知します。不明時は電話でも問い合わせください。

●発言者プロフィール

樫田 秀樹さん

コンピュータ関連企業勤務を経て、NGOスタッフとしてアフリカでの難民キャンプで活動後、フリーのジャーナリストに。取材で国内やアジア各地に赴く。各誌に環境問題、社会問題、市民運動、人物ルポなどを寄稿。『悪夢の超特急
リニア中央新幹線』(旬報社)で、第58回JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞。リニア実験線建設時からリニア新幹線のルポを継続。ほか著書に『リニア新幹線が不可能な7つの理由』(岩波ブックレット、2017年)、『〈増補〉“悪夢の超特急”リニア中央新幹線――建設中止を求めて訴訟へ』(旬報社、2016年)、『自爆営業――その恐るべき実態と対策』(ポプラ新書、2014年)、『世界から貧しさをなくす30の方法』(共同編集、合同出版、2006年)など。

井澤 宏明さん

読売新聞記者を経て、2016年からフリー。新聞記者時代は、岩手県、北海道で自然保護問題などを取材。2019年に開かれた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」の余波、名古屋城天守閣「木造復元」問題などを追いかけている。岐阜県在住で、岐阜県、愛知県の建設現地に足を運び、リニア中央新幹線建設が沿線住民の生活、自然環境にもたらす影響を継続取材

八木 大輔さん

大井川の“命の水”を守る62万人運動を推進する会事務局。静岡県藤枝市在住。ヤマトイワナを愛し、将来まで、4児が私以上に大井川と南アルプスに育まれるようにしたいと強く思う。大井川流域8市2町の命の水を守ることと、南アルプスの自然保護の署名活動を展開。静岡県内リニア工事差止訴訟原告。趣味は、源流釣り、トレイルランニング、純米日本酒、クラフトビール。

宗像 充

登山雑誌の岳人、山と渓谷等で執筆。2012年から南アルプスの自然破壊とリニア中央新幹線の取材を継続。大鹿村在住。著書の『南アルプスの未来にリニアはいらない』(2018年)が2019年にJR東海の指示で大鹿村の公共施設から撤去される。同年、リニア新幹線に反対する「大鹿の十年先を変える会」の会報越路の印刷が村の印刷機利用の取りやめによって言論弾圧を受ける。著書に『ニホンオオカミは消えたか?』(旬報社、2017年)、『ニホンカワウソは生きている』(旬報社、2021年)、『共同親権』(社会評論社、2021年)ほか