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月別アーカイブ8月 2018

南アルプスの未来にリニアはいらない

会から本を出しました。
雑誌「山と渓谷」の連載が1冊の本にまとめられました。12人の識者によるさまざまな切り口から、リニア新幹線の問題点が浮かび上がります。

注文は直接こちらまで   税込み1冊1000円です!(送料別)
0265-39-2067(宗像)
munakatami@gmail.com

大鹿村内では「ろくべん館」で購入いただけるほか、長野県内の各書店で販売しています。

もくじ

現実になったリニア災害 ──宗像 充・6

自然はひらめきを産む母体 ──前島 久美 ・20

「第二のスーパー林道」は必要か? ──塩沢 久仙 ・27

危機に瀕する南アルプスの高山植物 ──鵜飼 一博 ・34

南アルプスは人と自然の共生のモデル地域 ──佐藤 博明 ・41

早川町奈良田・山郷で受け継がれた文化のオリジナリティー ──深沢 守・48

南アルプストンネルの危険性 ──松島 信幸 ・55

自立した登山者たちの登竜門 ──掛川 義孝 ・62

「美しい村」の歴史と文化を守れ ──中川 豊 ・69

水が濁り魚が死んでからではもう遅い ──村田 幸信 ・76

「リニアは巨大なスマホだ」利便性追求の果てにあるもの ──成瀬 陽一・83

村の苦悩を生き抜いた霜月祭り・大鹿歌舞伎 ──中 繁彦 ・90

みんなの南アルプスにするために ──若松 伸彦 ・97


宗像 充 ・プロフィール
大分県犬飼町出身。長野県大鹿村在住。
登山・環境、家族、人権など、幅広いテーマで執筆。著書に『ニホンオオカミは消えたか?』(旬報社)『引き離されたぼくと子どもたち どうしてだめなの?共同親権』(社会評論社)『子育ては別れたあとも 子どもに会いたい親のためのハンドブック』(社会評論社)などがある。